クレジットカード現金化はお金に関わる仕事です。そのため、儲けも大きい仕事と思われるかもしれませんが実際には複数の問題があります。
手数料を取るビジネスモデルで競争相手が多いため、どうしても薄利多売のモデルにせざるを得ないからです。
常に難しい舵取りを迫られているのがクレジットカード現金化業者になります。
手数料は10~20%程度にせざるを得ない
クレジットカード現金化業者は、手数料を10~20%程度にせざるを得ない事情があります。
これは競合するクレジットカード現金化業者が多く、手数料が高いと顧客を他の業者にとられる可能性があるためです。
余りに手数料を高くし過ぎると、法律面でも悪質な業者として取り締まられる確率があがります。1回ごとの利益が薄くても、数をこなして稼ぐしか無いのです。
業者の数が多いためシェアを保つのにも苦労する
店舗型のクレジットカード現金化業者は減っていますが、無店舗型の業者は増えています。業者の数が多ければそれだけ競争が激しくなります。
クレジットカードが普及しても現金化に使う人は限られるため、それだけ売上げの確保が困難になるのが問題です。
利用者からすれば業者は多くて条件で選べた方が便利ですが、運営側からすれば生き残るのもシェアを保つのも苦労する状況になっています。
楽に儲けられるとは言えない状況になっているのです。
3.あくまでビジネスの一部としてやっているケースもある
中小のクレジットカード現金化業者の中には、ビジネスの一部としてクレジットカード現金化を受けつけているケースもあります。
貴金属や金券の買取を行いながら、営業しているクレジットカード現金化業者も存在します。
古物の取り扱い関する届出を出し、換金性の高いものを専門的に扱うことで収益性を高めているケースもあるのです。
別の見方をすれば、専門的に現金化を行う体力の無い中小業者はサイドビジネスとして取り組むこともありえます。
まとめ
クレジットカード現金化業者は不当に儲けるということが難しく、常に還元率の見直しや確認を迫られます。
業者が増えれば増えるほど競争は激しくなるため、手数料を調整せざるを得ないからです。
クレジットカード業者はお金に関わっているからと言って、大きな儲けが出せる仕事ではないのです。
スピード入金にこだわる業者が多いのは、サービス面で不満がでると利用者が減り、運営が厳しくなるからでもあります。